講演者インタビュー「デジタルの可能性は まだ残されている」 クックパッド株式会社 齋藤 貴生 氏【3/3】

クックパッド株式会社
マーケティングサポート事業部 部長 齋藤 貴生 氏

齋藤様には、2018年のマーケティング総合大会で「ビッグデータでひもとく今日の食卓事情と、これからのマーケティング」をテーマにご講演いただきました。大きな反響があったこの講演について、その後の反応について伺いました。

デジタルの可能性は まだ残されている

――次回、2019年に行われるマーケティング総合大会でもご講演いただくようにお願いしています。次回は、どのような講演になるのでしょうか?

マーケティングにおけるユーザーとのコミュニケーションについてがテーマになるのではないか、と思っています。デジタル技術がすごく進んできて、スマートフォン中心の生活に大きく変化してきていますが、マスとデジタルのコミュニケーションの接点のあり方はまだまだ確立されていないと捉えています。

特に、スマートフォンについてのコミュニケーションの在り方は、正直言って、通販を除けば、私は成功事例を聞いたことがありません。SNSが特に顕著ですが、接点がものすごく長いのに、消費者に伝えられることがまだまだ少ないと思います。

「製品が売れたか」「オウンドメディアにどれだけ送客されたか」、そういったことだけがKPIになっているのではないでしょうか。クリック率やコンバージョン等の単一的な指標でしか、効果測定されていません。そこはすごくもったいないと思います。

――第55回大会もミツカン様と一緒にご講演いただきますが、共同で講演するメリットとは?

私たちクックパッドは、消費者の食に関する膨大なデータを持っていますが、あくまで一つのメディアに過ぎません。いくら日本で一番大きいレシピサイトとはいえ、メディアでしかない。

だから、現実的にミツカン様がどのようにこのメディアを活用しているかを紹介することが、マーケティング総合大会に参加されている企業さんにとって有益なのではないかと思います。

私たちだけの発信ではなくて、クックパッドを活用したメーカー様がなぜ活用しようと思ったのか、その結果、どうなったのかを。講演で率直にお話ししていただきたいと思っています。良い面と悪い面、その両方をお話しいただければ、クックパッドに限らず、デジタルをどのように捉えていくかを考えてるヒントになると思います。

――実例を扱う企業とともに発表いただくことに聴講者にとって納得感がでますね。ありがとうございました。

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