講演者インタビュー「移り変わる『検索ワード』を 多面的に捉える」 クックパッド株式会社 齋藤 貴生 氏【2/3】

クックパッド株式会社
マーケティングサポート事業部 部長 齋藤 貴生 氏

齋藤様には、2018年のマーケティング総合大会で「ビッグデータでひもとく今日の食卓事情と、これからのマーケティング」をテーマにご講演いただきました。大きな反響があったこの講演について、その後の反応について伺いました。

移り変わる「検索ワード」を多面的に捉える

――ご講演後の反応はいかがでしたでしょうか?

我々が思っていた以上に、メーカーの皆様が認識されていない消費者行動がたくさんあることがわかりました。私たちは日頃からデータに接しているので、ありきたりの情報なのではないかと思っていたことでも、「あれはすごい発見でした」と言っていただくことが多かったですね。

マーケティング総合大会の講演では、「ヘルシー」や「カロリーオフ」というワードの検索が減ってきていて、逆に「減塩」「糖質オフ」「糖質制限」が増えてきている、とお話しさせていただきましたが、このことにも大変、関心を持っていただきました。ユーザーが求めるインサイトは変わっていないけれども、検索するキーワードはその年その年の流行り廃りで変化しているということですね。思っている以上に、メーカーさんにとっては有益な情報だったようです。ですので、我々にとっては当たり前のことでも、きちんと伝えていくべきだと改めて思いました。

――他にも反応はありましたか?

「データに対する捉え方が参考になった」と言っていただいた会社さんがありました。飲料メーカーさんからだったのですが、先ほどお話ししたように「ヘルシー」や「カロリーオフ」が落ちている中で、「糖質制限」や「糖質オフ」が増えているデータをどのように捉えるかで、これからの戦略が大きく変わります。いかにインサイトを間違えずに捉えるかは、業界業種に関係なく、共通する手法です。「この考え方はすごく参考になった。DMP(データマネジメントプラットフォーム)が流行っている中で、データを一面的に捉えてはいけないことがわかりました」と言っていただきました。

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