コーディネータインタビュー「アンバサダーの持つ力」 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 徳力 基彦氏【1/4】

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社、徳力氏はマーケティング総合大会に聴講者としてご参加していただいた後、2018第54回大会では「顧客をアンバサダーにするアプローチ」にてコーディネータとしてご登壇いただきました。聴講者とコーディネーターの両方を知る徳力氏にマーケティング総合大会の特長についてお話いただきました。

アンバサダーの持つ力

―― 貴社の業務内容について教えていただけますか?

企業を積極的に応援してくれるファンを「アンバサダー」と定義し、「アンバサダープログラム」という名称で、アンバサダーによる SNS上でのクチコミの活性化や可視化に取り組んでいる会社になります。お客様は飲料食品メーカーさんやパソコンメーカーさんなど幅広い業界になります。

どの業界においてもその企業の商品が好きなファンがいて、そういったファンの中にはソーシャルメディアを通じて、繋がっている人たちに口コミしてくれている人がいるものです。その口コミは企業にとってはマーケティング効果につながっているはずですが、多くの場合企業側に担当部署が無かったり、既存顧客が釣った魚扱いで軽視されがちです。我々は、そういった企業にとってのアンバサダーの価値を可視化したり、情報を発信しやすくするお手伝いをしています。

―― 徳力さんが関わったお仕事について、教えていただけますか?

例えば、セブンイレブンさんがスイーツ好きの方に向けておこなっている「セブンスイーツアンバサダー」という取り組みが
あります。セブンイレブンさんを知らない人は誰もいないでしょう。しかし、セブンイレブンさんがスイーツに対して、かなり力を入れているというのは、意外にあまり伝わっていなかったそうです。

企業が取り組んでいることすべてを企業がお客様に直接伝えようとすると、膨大な手間とお金がかかります。でも、スイーツが好きな人の中には毎日、セブンイレブンでスイーツを買ってくれている人もいる。そういったファンの方が、セブンイレブンでスイーツを毎日楽しんでいることをソーシャルメディア上に写真であげてくれれば、周りの人が「それはどこで買ったの?」と反応し、興味をもってくれたりセブンイレブンで購入してくれたりする可能性が出てくるはずです。
そんなファンやアンバサダーによる口コミの可能性を、どう可視化しどう証明するかを模索するのが広い意味での私の仕事です。

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