来場者インタビュー 「急成長企業にとって価値ある事例」とは? 食品メーカー 経営職 樋口様【1/2】

食品メーカー 経営職 樋口様(2016マーケティング総合大会参加者)を訪問しました。
マーケティング総合大会についてインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)

サントリー 佐治氏の講演で受けた衝撃とは?

Q.樋口さんは急成長されている食品メーカーの経営者のお立場でいらっしゃいますね。
毎年、マーケティング総合大会にご参加いただいています。
どういった課題をお持ちだったのでしょうか?

昔もそうだし、今も同じなのですが、「他の会社が何を考えているのだろう?」という興味です。

弊社は従業員が100人を超えてきました。300人ぐらいまでは、このままで行けそうに思います。でも、1,000人を超えたら、今のままではだめだと思う。
そう考えたら、いわゆる大手と呼ばれる企業が、どんな仕組みで仕事をしているのか、すごく知りたくなりました。

Q.何がきっかけでマーケティング総合大会をお知りになったのでしょうか。

ダイレクトメールが来ました。
基本的にダイレクトメールは全部、目を通すようにしています。

特に、マーケティング総合大会のプログラムについては開発やマーケティングの部門に関して、知りたい部分が私のニーズと一致していました。
大手企業の名前が並び、なかなか話を聞けない人が、ゲスト講師に入っていましたからね。

直接のきっかけになったのはサントリーの、佐治信忠さんが3年前にマーケティング総合大会でお話になること知り、手続きに行こうと思ったことですね。

Q.同業の会社に興味があるのでしょうか?

同業にはあまり興味がありません。
業績は抜きにして、興味をひかれる会社がいくつかあります。
私の立場としては、その会社が何を考えているのか、知りたいです。

私が聞きたいのは苦労した事やそれをどう乗り越えたか、ということよりもむしろ「何が必要なのか」です。

私のように今、やっと年商20億円を今期、単体で超えそうで、いつか1,000億円とか1兆円の会社にしたいと考えている人間にとって、本当に知りたいことは失敗談ではないのです。

例えば、登山だと富士山と高尾山に登るときの準備することは似通っています。一般の人でも登れるレベル。
でも、エベレストになると話は別で、同じ登山とは言っても次元が異なる。エベレストの登山は酸素ボンベが、富士山や高尾山と違って必要になります。

エベレストのようなすごい会社が世の中にはいくつもあって、その会社を育てた人が必ずいるわけです。

そんな人にとっては当たり前のことかもしれませんが、そういう人でないと分からないことがあります。
そういう次元のことを知りたいわけです。
それは決して「ここだけの話」ではありません。

エベレストにのぼった人が講師になると、最初の5分か10分でその辺のことをサラッと話してくれます。

「ええ、どういうことだ」と驚かされることが、少なくありません。
しかし、大手の社員の方にとって当たり前なことかもしれません。
周りを見ても当たり前だから、誰もメモしていない。けれども、私にとっては衝撃的なこともあります。

大手企業になると、最初に「うちの部署は何人ぐらい」という話が出てきます。
私の感想は「そんなことに10人もかけているのか」とか「それがたった20人でできるの?」という感じになります。

高尾山を登っている企業からすると、とても勉強になります。

Q.佐治氏の講演についても、そうだったのでしょうか?

過去に一度立ち話しかしたことがなかったので、いつかお話を聞いてみたいと思っていました。

衝撃でしたね。

Q.具体的にいいますと?

自分と全然違うことが分かりました。(笑)
レベルが違うというか、見ているところ、考え方も含めて全然違っていました。

世の中には、常識があるでしょうが、でも、自分の中では、その常識に違和感があったのです。
私はそれまでずっと、「自分が間違っているのではないか」と思うことがいくつもありました。

でも、佐治さんの話を聞いて「何だ、自分の考えは間違っていなかった」と思えることがあって「なるほどそうだ」と思える部分が、佐治さんの話にありました。

それがとてもありがたかったですね。

Q.確信が持てたわけですね。

だから、良かったのですよ。
すごく感謝しています。

Q.われわれは苦労話や失敗談に参加者の皆さんの関心があるのかと思っていました。

私の関心はそこではありませんでしたが、そっちの方が面白いことは確かですね。
その話を聞いて「よし頑張ろう」と思う人が多いのではないですか。

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