来場者インタビュー「他社事例の必要性と、『参加者が本当に聞きたいポイント』とは? 日本シグマックス株式会社 西田 亜未氏【2/2】

日本シグマックス株式会社の西田 亜未氏(コンシューマー事業部コンシューマー商品企画開発課、2016マーケティング総合大会参加者)を訪問しました。
マーケティング総合大会についてインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)


飽和市場に新価値を提案する最重要ポイントは?

Q.新価値提案を基軸としたマーケティングというテーマで講演される、アマノさんとユニリーバさんのセッションを選ばれました。
このセッションを選ばれた理由は?

ものが飽和状態の中で、新しい価値とか、お客様の共感を得られるところをどうやったら企画にできるのだろうというのは、もともと課題であったので、そのタイトルがミートして選んだ記憶があります。

Q.サポーターやスポーツ用品は、市場としてでき上がっているように見えます。

そうですね。
サポーター業界は様々な部位のサポーターが既に揃っていて、新しいアイデアを産み出すことは、非常に大変です。

細かいニーズに応えることはできるのですけれど、そんなにスタイルの変化はないのです。
商品ライフサイクルも長く、新商品がなくても、困らないといえば困らない業界なのですよ。

ですから、他の業界のマーケティングのやり方を知らないというのもあったのですけれど、特に食品業界や美容関連の業界も、おそらく市場は飽和状態だろうなあと思ったので、そこからどうやって1歩踏み込んで、提案しているのだろうなあっていうのも興味を持ったのです。

Q.受講してみてよかったポイントはありましたか?

会社の規模や業界は全然違うのですけれど、すべてのセッションで、みなさんがお話しされていたのが、もう徹底して顧客分析をして理解をするということです。

そこから自分たちの製品のイメージをしっかりと持って、統一感を出すというところまで、本当にリンクさせていると思うので、うちもブランドイメージなども打ち出しつつ、取得している顧客データをもっと活かしていくべきなのだろうなと感じました。

受講してみて、知っている事ではあったのですが改めて大事なのだなあということを再確認しました。

自身の業務に活かすために、講演で本当に聴きたい3つのポイント

Q.マーケティング総合大会がさらに西田さんにとって有益になるために、ご要望はありますか?

徹底した顧客調査からこれが生まれましたという結果以上に、企画を考えるまでの様々なプロセスがさらに聞けるといいですね。商品が出来るまでの間って、多分、いろいろなことがあったのだろうなというのを、もう少し知りたいとは思いましたね。

何回も開発と企画とを差し戻したり、失敗した事例等ももう少しあれば、いいなあと思いますけど…。

今もアイディアを出すために、現場に行って探索をしたり、こういうセミナーの数は多くないですけれど、タイミングが合えばいろいろなものを見たり、聞きに行ったりしています。

あとは、社内の何人かのメンバーで、ブレーンストーミングをやって、こういうものがあったらいいねという話をしたり、グループインタビューもしたりします。

ですから、「顧客情報を集めました」までは頑張っているのですが、本当に知りたいのはブレークスルーする企画を思いつくところ。

どういうことを、どれぐらいの期間をかけてやってきたのかを知れたなら、自分ごととして落としやすいかなあと思います。

Q.着想から企画が形になるまでに、絶対、膨大な量のインプットと試行錯誤の上で日の目を見なかったたくさんのアウトプットが存在しているはずですよね。

発表でも、成功に行きつくまでの失敗したもの、無駄になったものやその理由とかも、もうちょっと教えてもらえたらいいなと思います。

他の会社の、トライアンドエラーや、膨大な失敗が具体的に何をやったのか?というところがわかったら、上司も説得しやすいかなあと思いました。
これがすぐにそのまま使えるとは限らないけれど、やりたいですっていう話ができるような気がします。

それと、あるのかもしれないのですけれど、中小企業の事例講演もちょっと聞きたいです。

Q.それはなぜでしょうか?

ユニリーバさんとか、4マスを使って大々的にブランディングをやって、徹底的にプロモーションをやってっていうところは、ああ、いいなあと思うのですけれど、そこまでできない会社はどういうふうにしているのだろうというところを知れればと。

業界は異業種で全然かまわないのですけれど、プロモーションコスト投下の規模感が近いとイメージしやすいですね。
そんなにテレビCMができない中での工夫点やプロモーション方法をお聞きできたらいいなと思います。

Q.かしこまりました。
実際、受講してみて、その後の業務にプラスになったことはありましたか。

もちろん顧客の声もなのですけれど、ブランドのイメージ化や、ストーリーの重要性というところは、すごく感できたので、そこは常に意識しながら業務には取り組めております。

Q.今日は、どうもありがとうございます。

こちらこそ、ありがとうございました。

上に戻るボタン